Blog記事一覧 > 7月, 2019 | 一宮市こうけつ鍼灸接骨院の記事一覧
糖尿病
糖尿病は膵臓から出るインスリンの分泌不全やインスリン作用不足によって血液中の血糖値が高い状態を指し生活習慣病と言われています。
一般的には食事療法、運動療法、薬物療法を行います。
日本では年々増加傾向と言われています。
ではどのような人がなりやすいのでしょうか?
<糖尿病になる可能性がある人>
• 40代以上の成人
• 軽度から高度の肥満の方
~ 肥満の定義 ~
BMI 体重(㎏)÷{ 身長(m)× 身長(m) }
BMI 18.5以上、25未満が普通体重
25以上が肥満と判定され、35以上が高度な肥満
と言われています。
• 空腹時血糖値が140㎎/dl以上
• 随時血糖値が200㎎/dl以上
• 動脈硬化がある
• 脂質異常がある
(コレステロール139㎎/dl以上、中性脂肪150㎎/dl以上)
上記に当てはまる方が糖尿病になる可能性があり、ほとんどは無症状です。
ほとんどが無症状なら放っておいても大丈夫?
絶対に放っておいてはいけません⁉
<糖尿病を放っておいてはいけない理由>
糖尿病にはとても怖い合併症が3つあります
1)糖尿病性腎症
糖尿病による高血糖状態が長く続くと腎臓の糸球体という部分が硬くなり体の毒素を上手くろ過・排泄できなくなり、末期になると透析をしなければならなくなります。透析を行っている方の8割は糖尿病が悪化した方と言われています。
2)糖尿病性網膜症
血糖値が高い状態が続くと血管の壁がもろくなり出血しやすくなったり詰まったりして細かい血管の血流が障害され虚血になります。虚血になると新生血管が出来ます。新生血管が出来る際硝子体や網膜を引っ張るため、硝子体出血や網膜剥離を起こして失明します。 我が国の失明原因第1位です。
3)糖尿病性神経障害
足の感覚が麻痺しているため傷が出来ても痛いという感覚がなく、重症化し足が壊死して切断することもあります。
糖尿病を放っておくとこのような極めて危険な合併症を引き起こす可能性があります。そうならないために出来ることがあります‼
糖尿病を悪化させないために東洋医学の施術をうけてみませんか⁉
糖尿病は生活習慣病と言われており生活習慣や体質の改善が必要です。
当院ではこのような流れで施術を行います。
一宮市のこうけつ鍼灸接骨院では、院長はナースの資格も所持しており総合病院で経験を積んでいます。過去に糖尿病の患者様の状態を数多く診てきました。
その経験から西洋医学と東洋医学の両方の視点から施術を行っております。
患者様一人一人の状態に合わせた鍼灸施術を行っていきます。
<問診>
生活習慣の中でどんなことに問題があるのかをしっかりお話を伺い把握します。
<視診>
表面上に現れる他覚的な所見があるか否かをみます。
<脈診>
脈に触れて脈の拍動の強さ速さ、硬さ、浮き沈みをみます。
糖尿病の方は血流が悪くなっている場合が多いためどこの血流を改善させることが必要かを見定めます。
<問診・視診・脈診から施術する経穴(ツボ))を選出>
様々な情報から総合的な施術方針の決定を行います。
<施術の実施>
実施の例
糖尿病がある方の多くは血管が硬くなり血流が悪くなっています。
鍼を的確な穴(ツボ)に行なうことで血流を改善させ自然治癒力をあげるとともに体質改善を行います。
<運動療法の指導・実施>
糖尿病の方には肥満の方が多いため運動療法を一緒に行います。
運動をしてカロリーを効率よく消費することは血糖値を下げ、
しいては合併症の予防につながります。
どのような運動が必要であるかご説明の上、無理のない範囲で運動量を調節して行いますのでご安心ください。
<施術の終了>
次回予約の日をご相談の上決めさせていただき終了とします。
生活習慣や体質改善及び運動療法は経過を見ながら継続して施術を行っていく必要があります。1週間に1~2回のペースでご来院ください。
<お会計>
お会計後受付で予約を入れお帰り頂きます。
糖尿病の施術についてわからないこと等がありましたらお気軽にお問い合わせください。