現代社会で腰痛が増えている理由とは?

こうけつ鍼灸接骨院では「腰痛」でお悩みの方が最も多く来院されています
当院にはさまざまな症状でお悩みの方がご来院されますが、中でも特に多いのが「肩こり」と「腰痛」です。
その中でも、季節を問わず常に多くの方が抱えておられる症状が「腰痛」になります。
では、なぜこれほど多くの方が腰痛に悩まされているのでしょうか?
現代社会で腰痛が増えている理由とは
現代において腰痛が増加している要因として、まず挙げられるのが「運動不足による筋力の低下」です。
また、長時間の座位や空調機器による身体の冷え、血行不良も大きな原因です。
デスクワークや車の運転など、便利になった社会の恩恵と引き換えに、私たちの身体機能は次第に衰えていっています。これはまさに、現代社会特有の“ジレンマ”と言えるでしょう。
そもそも、なぜ腰痛になるのか?
人間は直立二足歩行をする生き物です。そのため、日常のほとんどの動作において腰を基点として動かすことが多く、自然と腰にかかる負担は大きくなります。
さらに現代では、座って過ごす時間が非常に長くなり、腰への圧迫が強まっていることも、腰痛の一因と考えられます。
中でももっとも大きな原因として挙げられるのが、「筋力の低下」です。
動物の進化の過程をたどると、身体を支えるために脊椎動物として進化し、バランスを取るために四足歩行を経て、やがて人類は二足歩行へと移行しました。しかし、この二足歩行は構造的に不安定で、決して完全な形ではありません。
人間の身体は、内側よりも外側、腹部よりも背部が頑丈にできており、そのため強い筋肉に依存する傾向があります。その結果、全身の筋肉バランスは崩れ、本来なら分散されていた負荷が偏り、やがてそれが「痛み」として表面化するのです。
日常生活でできる腰痛の予防と対策
腰痛の予防は、専門的な道具や知識がなくても可能です。
まずは、日頃から蓄積されている負荷を軽減するために、姿勢を支える筋肉を鍛えるトレーニングを行いましょう。特に腹部や下肢の内側に効果的な運動をおすすめします。
ご自宅でできる簡単なトレーニングをご紹介します。
【準備するもの】
・ペットボトル(最初はペットボトルの水は入れずに空の状態から始め、慣れてきたら中に水を入れて負荷を調整してください)
・クッションやヨガマットなど(体を傷めないように敷いてください)
【やり方】
1. 仰向けに寝て大の字の体勢をとります。
2. 両足のつま先でペットボトルを挟み、ゆっくりと持ち上げます。
3. ペットボトルを落とさないように、足を上下にゆっくり動かします。
※回数や運動時間、水の量などはご自身の体調に合わせて調整してください。
※無理のない範囲で行いましょう。
そのほか、ヨガやストレッチなどで身体の巡りを良くすることも、腰痛予防にとても効果的です。

腰痛には鍼施術もおすすめです
ここまで、自宅でできる予防法や対策をご紹介いたしましたが、腰痛の痛みが強い場合はまず施術が必要になることがございますので痛みが強い場合は、運動は行わないでください。こうけつ鍼灸接骨院では、腰痛をはじめとしたさまざまなお身体の不調に対して、鍼灸施術を中心に多くの患者様からご好評をいただいております。
腰痛でお悩みの方は、お気軽にお問合せください。
皆さまのご来院を心よりお待ちしております。